基礎工事完了
基礎の鉄筋が組み終えると今度はコンクリート打設です。
まずは地中梁とベース部分。
ミキサー車(黄色)で運ばれる生コンをポンプ車(薄緑色)で圧送し、
象の鼻に似たチューブの先から打設。
これに高周波バーブレーターという超高速で振動する棒で生コンに振動を与え、
隙間が出来ない様に隅々に生コンを流し込んで行きます。
通常は基礎工事業者さんの1人が担当する仕事なのですが、
番匠さんは監督さん自らも行い2人体制。より丁寧な仕事です。
(基礎屋さんからすると・・・・・らしいです。苦笑)
で、全部打ち終えるとこんな感じ。
振動でプルプルすると豆腐かゼリーみたい(笑)
ベース部分が終わると次は立上がり。
岸井設計室では基礎はコンクリート打放し仕上とし、
モルタルや樹脂塗装での仕上はやりません。
どうしてか?
この基礎表面と別仕上の間にシロアリが蟻道を作る可能性があって、
それが表から見えないんですね、怖い事に。
もし、ココの話に興味のある方は岡崎シロアリ技研さんのHPをご覧下さい。
私のシロアリに対する考え方の基本を教えて頂いた業者さんです。
ただ打放し仕上の場合、高周波バイブレーターをやった時に出来た
細かい気泡が残ってしまい、表面に細かい穴が・・・・・。
そこでこの作業。表面をドリルでなぞる事で気泡を上に逃がすそうです。
川合建設さんの匠な技と丁寧な仕事で、ええ基礎が完成です。
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