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2014/09/04

手刻み

西美薗の家は木造。
そして建物を支える柱や梁がほぼ「表し(あらわし)」となる真壁工法です。


せっかく木が室内に見えるんだから材料にもちょっとコダワリをと言う事で
柱と梁は地元で育った「天竜杉」を使います。
(ちなみに土台は天竜桧)


私が住む天竜川流域の森林は天竜美林と呼ばれ、
ココで育った天竜杉は素直な木目と柔らかい木肌を特徴に持ってます。
その綺麗さを活かせる様に、乾燥方法にもコダワリを。


まずは天竜の山で伐採した杉や桧を
葉っぱを付けたまま山で乾燥させる「葉枯らし乾燥」を1〜1.5ヶ月。
その後製材所に移動させて自然乾燥した後、
蒸気で蒸らしながら低温乾燥にかけます。


この工程を経る事で
木肌の色、艶そして香りまでが全く別ものになるんですね。


そしてその木材を棟梁の「手刻み」で加工します。
近年は機械によるプレカットが主流で、時代に逆行している事は重々承知。


しかし構造躯体を表しにする場合、手刻みしか出来ない納まりや継手もある。
そして設計を読み解いて木材を刻む大工さんの技術を後世に継承して行きたい。
そんなコダワリや想いを込めて「手刻み」をお願いしました。


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       棟木を加工中の松下棟梁


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     手に触れる部分は鉋掛けで超仕上


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      横架材は「追っ掛け大栓継ぎ」


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         刻み上がった梁

 

上棟が待ち遠しいです(笑)

松下棟梁が加工している製材所「アマノさん」にはこんな仲間も。

Img_3817

ウィングホームさんでも見たぞ。流行かな?

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